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Zeybekの

​現在

トルコの踊り、zeybekは今現在はどのように踊られているのでしょうか

現在

 トルコでは前述の通り、1900年代のイズミル、アイドゥンでのギリシャ軍に対するトルコ軍の反撃において、ケマル・アタトゥルクに協力して戦った英雄として人々の人気を集めています。独立祭のパフォーマンスで踊られていたり、各村や町に博物館や銅像があり、ナショナリズムの一部をなしているのです。また、エーゲ海沿岸の村では、村の老人の踊りや先祖代々のズルナ奏者に会うことができます。
 
 また古くに村で踊られた「オリジナル」と、舞台映え、もしくは無知なインストラクターの伝達による「モダン」といった認識に分けられます。zeybekの大会が全国区であったり、harmandalıと呼ばれるzeybekはトルコ中に広まっていて、「トルコ」に属するものとして扱われています。またギリシャのzeibekiko、aptaliko、島のzeybekに関しては、このエーゲ海地域の踊り、zeybekの一種であるという認識が大半でした。
 
  トルコは多くの異なる文化が混在する国です。そのためイスタンブール工科大学にはconservatoryという学部があり、民族舞踊、音楽の研究、教育が行われています。そのうちの教授の一人、Cumhur氏はzeybekを踊っていた村にルーツを持ち、専門的にオリジナルのzeybekの採集、研究を行なっています。
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